当院では、義歯でお困りの方のお力になることを熱望しております。
・他院で作製した義歯が合わなくてお困りの方、
・他院ではインプラントを勧められるけど納得がいかない方、
・インプラントではなく義歯で何とかしたい方
・歯がボロボロで、口の中を見せるくらいなら下着を脱いだほうがまだマシだと真剣に思っていらっしゃる方
など、ぜひとも当院にご相談下さい。
当院の歯科医師は、これまで数々の修羅場を経験しているので、ちょっとやそっとの口の中ではひるみません。
どうぞご安心してご相談ください。
★義歯診療を受けられるにあたってのご説明
義歯診療をご希望の方は、あらかじめ以下の文章をお読みいただければ幸いに存じます。
1.義歯修理の際は、診療時間が長くなることがあります
「ちょっと修理してはまた次回」ということを繰り返していると、義歯が満足に使用できるようになるまで何回も修理に通わなくてはならず、食事ができるようになるまでに相当時間を要することになってしまいます。
当院では、そうならないよう修理を行うときは義歯がきちんと使用できる状態になるまで一気にやってしまうということを念頭に置いて、義歯の修理を実施しております。
従いまして、義歯の修理を行うときに少々長めのお時間をいただくことがありますのでご了承下さい。
2.義歯修理後は調整が必要になります
義歯は固い材料で作られています。一方の顎堤は、骨を柔らかい粘膜で包んでいる状態です。また、かみ合わせにより義歯が動揺もします。
したがって、修理後の義歯をお使いになると痛みや違和感を生じることがよくあります。
修理後の義歯を調整することによりきちんとお口の中で機能するようにいたします。
修理後は必ず調整が必要であることをご了承下さい(これについては義歯新製直後も同様です)。
3.修理が行えない場合もあります
人間わざでは修理不可能な義歯をお使いの患者様もいらっしゃいます。
そのような場合は、修理を行わずに新製をお勧めすることがあります。
4.まずは保険の義歯で何とかしましょう
いきなり金属床の作製を希望される患者様がいらっしゃいます。
しかしながら、歯科医師としましてはお口の中の状態や噛み癖などを何も把握していない状態で金属床義歯を作製してしまうのは、いささか恐ろしい感じがします。
従いまして、まずは保険で義歯を作ってみましょう。そのうえで金属床義歯を作製するか否かを検討されたらいいのではないかと思います。
5.型どりをしたらすぐに義歯ができるわけではありません
型どりをしたら次回に新義歯が装着されると思っていらっしゃる方が結構おられます。
しかしながら、義歯を作るにはいくつかの避けられないステップを踏む必要があります。
以下に義歯を作成する手順をご説明しますので是非ご覧ください。
ステップ1.概形印象採得
お口の中の状態を模型に写し取るための型どりです。この模型上で、その患者様専用の型どりの道具も作成いたします。
ステップ2.精密印象採得
専用の型どりの道具(個人トレーといいます)を用いて、2回目の型どりを行います。これにより義歯を作製するための模型を作製することができます。
ステップ3.咬合採得
義歯を作るためには、上下顎のかみ合わせの状態を記録する必要があります。そのための作業が咬合採得になります。義歯の高さ、上下のかみ合わせの位置関係の確認、人工の歯をならべる基準の決定などを行います。
ステップ4.ろう義歯試適
実際に人工の歯をならべてみて、患者様やご家族様とかみ合わせの状態がきちんと再現できているか、見た目が適切であるかどうか、審美的に問題がないかなどを確認します。
当院では、このステップ4までに使用する技工物を院長が自ら作製しております。
そのため迅速な対応ができるとともに、お口に合った技工物が作製できるものと思っております。
ステップ5.新義歯装着
いよいよ完成義歯の装着です。
審美的に問題がないか、かみ合わせの状態は適切かなどを確認してまいります。
ステップ6.義歯調整
新製した義歯が痛みなく使用できる方もいらっしゃいますが、種々の不具合を訴えられる方もいらっしゃいます。
当院では、義歯装着翌日・1週間後・2週間後に調整をさせていただいております。
ステップ7.義歯修理・新製
歯がなくなった後のあごは、少しずつ骨が吸収して義歯が合わなくなってまいります。そのため、必要に応じて義歯修理や新製を行う場合があります。
6.義歯を一度作ったら一生ものではない場合があります
さきほども記載しましたが、あごは歯を失ってから少しずつ吸収されて変化してまいります。
そのため、いずれは義歯が合わなくなる時がやってまいります。また、虫歯や歯周病により歯の状況が変化することも考えられます。
従いまして、適宜修理や調整・新製をご提案することがありますのでご了承ください。
7.義歯診療は楽しいです
義歯を修理して、患者様から「久しぶりに食事をまともに食べることができた」と言われると、歯科医師になって良かったなあと心底感じます。
虫歯の治療や歯周病の治療も好きですが、食事ができるようになったことを感謝されると、最高のエクスタシーを感じます。
これからも多くの方を、歯科診療を通じて笑顔にできるよう精進いたします。